夜に明るき明星がキラメク
白く照らす光が覆う
空を見れば月ひとつ。
月明かり見つめる夜空に
僕は歩いていた
白い光の妖精たちが舞い降りる
地上に降りて舞を踊っているかのように・・・
平凡詩人
純粋な心はすべてを貫く!
誠実に勝るものなく
強きものはない
人の為に生きる・・・
人の為に生きる人は
人の為に生きているとは思わない
それは、自然に
他の幸せが、自分の幸せに変わっているから
自他共に喜び合わせることが
真の幸せだと知っているから
まじりっけの無い心は広がりを増し
あちらこちらで美しく
清々しく鮮やかに
広がる香りのように辺りを彩るだろう・・・
平凡詩人
ぱっと消えたらいいな~っ!
辛いこと・・・。
苦しいこと・・・。
悲しいこと・・・。
悔しいこと・・・。
そんなことがあるから
生きるって大変なことなんだね。
でもそんなこともあるから
素晴らしくもあるんだね。
辛くなったらチャンス!
苦しみは希望へ★
悲しいキモチはやさしさに変わり、
悔しさをジャンプ台に変えて飛躍する!!
嫌なことは全部、幸せのトモシビになってくれるよ。
だから、
『ぱっと!!』消えるんだよ。
平凡詩人
日曜の昼下がり、
おじいちゃんは自転車に乗って出かける
どこへ行くのか分からないが、
どこかへ向かっているようだ!
ぽかぽかとした日和の中で
快調にペダルをこぐ。
おしゃれな革ジャン、
ニッカポッカの帽子、
かっこいいスニーカーを履いて。
日曜午後の風を受け
景色と調和する、
自転車のおじいちゃん。
今日はどこへ行こうかな?
平凡詩人
一つのアカリがともる・・・
暗くなった夜の道端に
光が伸び、辺りを照らした
オレンジ色の光がホノカに温かい・・・
家からの明るい声が、かすかに聴こえる
何気ないこのヒトトキ、一瞬の中に、
カゾクノぬくもりヲシル。
平凡詩人
この世間にゼロは存在しない・・・
見えない事はあっても全てが存在しているのだ!
可能性は無限だけれども
観ることは出来ず。
心を目で見ることはできないけれど
しっかりとイノチに刻まれる。
ゼロもまた、0(ない)のである。
だからこそ、人間は信じることが大切なのではなかろうか?
平凡詩人
庭の柘(つげ)に鳥が止まった
光が鳥と柘の木を照らし
閉まっているカーテン越しに
影絵になって見える
羽を休ませながら
ツイバム様子がなんとも美しい!
鳥に見とれていた・・・
カーテンを『ぱっ!!』と開けると
飛び立った鳥の残像だけが残った・・・
あの鳥はどこへ行ったのだろうか・・・。
羽を広げ、旅立つ鳥に心を残して・・・
平凡詩人
歩行者天国。
街の両端に数え切れない屋台がならぶ
『わた菓子、ヨーヨー、射的に金魚すくい』
並ぶ屋台を宝探しのように目で追っている
赤い艶色したまるーいものが
フィルムにかぶって可愛く釣り下がる
いくつも、いくつも釣り下がる
小銭を握りしめた小さな手の中には
じわーっと汗がにじみ出る
めぇーいっぱい手を伸ばしお金を台の上へ・・・
握られたのは大きな、真っ赤な可愛い食べ物
大きく口を開けてカブリツキ!
ペロペロ舐めながら道を歩く
それは美味しい
『りんご飴!!』
平凡詩人
感涙、おびただしく流れる・・・
矛盾だらけの世の中に
弱者、苦しむ現実に
人の不幸なる事に
けれど友よ!
嘆かざれ!!
どんな力も権力も
変えられぬものがある。
それは強き心だ!!
君の心はダイヤモンド
何よりも硬く
何よりも美しく光り輝く
感涙止みがたし・・・
人が人の心を失う事を・・・
人は人なるが故に
学び、正しき物を見出す。
見えぬものを信ずるが故の人なり。
それは尊き心だ!!
あなたに贈る。
真実は不動なり!
正しき心もまた傷つけられぬ不屈のモノ。
なぜなら、それは矛盾がないからだ!
真実、正しきことは倒れぬ!
そして何よりも強い!
ならば負けてはならぬ!
ダイヤモンドの強さと、輝きを増しながら・・・
平凡詩人
彼は16歳で志願した
国の為に命を捨てる覚悟をして・・・
彼の任務は戦闘機に乗り
戦艦に弾丸をかわしながら切り込み、
煙突の中に爆弾を落とすこと・・・
彼は誇りに思っていた
戦闘機乗りとして・・・
彼自身、頭に銃弾を受け貫通した
戦闘機乗りの誇りを持ちながら
悔いる日々が続く・・・
銃弾を受け不自由な体になった事と
共に戦った戦友を失った事、
大勢の人々の命を奪った事を・・・
戦争は人間を狂気に変え
善なる人格をも破壊する
平凡詩人